津軽三味線のデザイン胴掛けをつくる

スプレーアートは紙やキャンバスだけでなく、いろいろなものに描けるのが魅力のひとつです。

AKI SPRAY PAINTでもこれまで

アコースティックギターに描いたり、

Tシャツに描いたり、

壁に描いたり、

いろいろと幅を広げてきましたが、今回新たに津軽三味線の「胴掛け※」に絵を描くというオーダーを頂きました。(ありがとうございました!)

※ 三味線で、演奏時に右腕が乗る胴部分にかけるカバー。

ここでは津軽三味線の胴掛けオーダーペイントの様子を簡単にご紹介したいと思います。

無地の胴掛けを入手

まずは土台となる無地の胴掛けを準備します。今回は、オーダーペイントのご依頼者様から塗装されたい胴掛けと天神カバーをお送り頂きましたので、デザイン費と塗装費のみを頂いています。(輸送費は往復ご依頼者様負担)

お送り頂いたプラスチック製の胴掛けと天神カバー。

塗装の下準備

ご依頼者さまとはオーダーを頂いてからFacebookで繋がっておりましたので、こちらからデザイン案を写真に撮って送ったり、ご依頼者さまからイメージされている風景の説明やいくつかの参考写真をお送り頂いて、デザインはスムーズに検討することができました。

なので胴掛けが到着次第、塗装準備スタートです。

まずは塗装の剥がれを防止するため、やすりで胴掛けのプラスチック表面をある程度荒らします。

そしてスプレーの発色を上げるため、地塗り材を塗布。

乾燥したらスプレーを吹いていきます。

胴掛けに絵を描く

今回のリクエストモチーフは「紅珊瑚(べにさんご)」。背景は緑がかった海ということでした。

まずはスプレーで背景をつくり、珊瑚の部分は存在感を出すため立体的にアクリル絵の具と筆で表現していきます。

ホワイトで紅珊瑚の白い枝などを表現していきます。

続いて天神カバー。

アクセントに戯れる魚たちを加えてみました。

絵の具がすべて乾いたら、その上から保護剤をスプレーし、さらにしばらく乾燥させます。

完成

保護剤が乾燥したら完成です!

魚は少なめに配置して、主役を引き立たせるようにしました。

ご依頼者さまにも大変喜んで頂きました^^

三味線胴掛けへのペイントは今回が初めてでしたが、緩やかな丸みがあったり、三味線本体へ取り付けて演奏される時の向きなんかも考えたりして、構図をつくるのが楽しい支持体でした!

またぜひやりたいですね。

ご依頼について

今回ご依頼頂いた上記の紅珊瑚の作品についてはデザイン・塗装費のみ頂いて対応させて頂きました。

この津軽三味線用の胴掛けのような大きさであれば、 絵の構図によっても手間やかかる時間・費用が変わってきますが、リーズナブルなお値段で 対応させて頂きますので、まずはお気軽にお問合せくださいませ。

全国、どちらからのご依頼も受け付けております。

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